こんにちは、マルコ経験者のりなてぃです。
どんな経験をしたかざっくり紹介をすると…
わたし
・下着を購入し、さらに社員も目指していた。
・しかし、当時は人生どん底で鬱でニートだった。
・結局うまくいかずにさらに心を病み、すぐにやめてしまう。もちろん社員にはなれなかった。
そんな過去の経験をブログにすることで、誰かの役に立ちたいと思っています。
今回は「マルコはマルチなの?」という疑問に答え、マルチ商法に対する皆さんの不安を解消していきます。
・補正下着の『マルコ』の無料試着体験に誘われた人
・マルコがマルチだと聞いて不安になっている人
・でも、マルチ商法についてよく知らない人
・マルチ商法を「違法」「危険」だと思っている人
マルコに勧誘されたんだけど、マルチだって聞いて不安…実際どうなの?

【結論】マルコはマルチです。でも、マルチは正しく理解すればまったく危険ではないので、まずは仕組みを知り、行くかどうかはそれから考えたらOKです。
マルコは「マルチ商法」、別名「MLM(マルチレベルマーケティング)」、「ネットワークビジネス」
という方法で、お客さんに下着を販売しています。
最近はMLMのほうが馴染みのある言葉かもしれません。
また、マルチ商法のやり方をとっているビジネスを、「ネットワークビジネス」と呼びます。
はい。このマルチ商法ですが皆さんご存知の通り、世の中ですこぶる評判が悪いですよね(笑)
海外だとそうでもないみたいなんですが、日本だとメディアの影響や、そもそもの国民の気質にマッチしないのか、特に悪いイメージがついてしまっています。
「マルチ」と聞いただけで身構えてしまう人が大半なのではないでしょうか。
(わたしもマルコの社員をめざしていたときにアパレル店員のかわいいお姉さんに声をかけたらゴミを見るような目をされてそれが未だにトラウマです…)
しかしながら、多くの人がマルチ商法について正しく理解できていないのが現実です。
このくらいのふわっとした認識の人もいるかもしれません。
実はマルチは正しく理解すれば怖いものではないんです。
次の項から、マルチ商法のよくある誤解を解いていきたいと思います。
マルチ商法って違法なんじゃないの?

もっともよくある誤解です。
「マルチ商法は違法だ」と聞いたことがあるかもしれませんが、マルチ商法は合法であり、ビジネスにおける立派なマーケティング手法のひとつです。
※マーケティング・・・お客さんが求めているものは何かを考え、それに応えた商品やサービスを売っていくために企業が行う活動のこと。
しかしここを勘違いしている人が非常に多いんですね。
ではなぜ、「マルチ商法は違法」だと言われてしまうんでしょうか。
それは、はじめるのは簡単なのに、成功するのはかなり難しく、それゆえに人間関係やお金のトラブルがめちゃくちゃ起こりやすいからです。
なぜそんなふうになってしまうかは以下で説明していきますね。
【画像あり】マルチ商法の仕組みを解説!
マルチ商法は、法律上では「連鎖販売取引」とよばれます。
マルコの下着を例に、マルチ商法の仕組みを簡単に図で表してみました。(あまりに絵が下手だったので最終的にいらすとやさんの画像に文字を乗っけただけになりました。)↓

マルチ商法の仕組み
- 自分が勧誘をした相手が商品を買ってくれたら、自分にもポイントが入る。
- 自分よりもランクが下の人たちが商品を買ってくれればくれるほど、自分にポイントがついて、稼ぐことができる。
- うまくいけば、下のランクの人たちが勝手に新しいお客さんを獲得してくれるので、ランクが上の自分にはどんどんボーナスポイントが入って稼げる。
ちなみにマルコの場合、
- 無料試着体験に来てもらうだけでも少しポイントが入る。
- 自分の紹介から3人下着を買ってもらうと社員になることもできる。(2016年当時)
などのシステムがあります。
このシステムは会社によって違います。
マルチ商法が合法な理由
- はじめるときにちゃんと商品を購入するから。(商品の購入ではなくお金だけを支払う仕組みだと違法!)
- 価格に見合った品質の商品を販売しているから。(価格に見合わない粗悪な商品を販売していたら違法!)
- 紹介してポイントが得られる範囲が決まっているから。(範囲が決まっておらず、無限に続く仕組みだと下の人が稼げなくなるので違法!)
- あとからはじめた人でも、努力して商品をより多くの人に売れば上の人を追い抜くことができるから。(下の人にチャンスがない仕組みだと違法!)
- 20日間のクーリングオフ制度があるから。
つまり、
「お客さんを勧誘して、そのお客さんが商品を買ってくれたらあなたにもお金が入りますよ」
という売り文句でお客さんを集めていくんですね。
相当難しいのですが不可能ではないので、合法となります。
一方で、マルチ商法によく似た違法のビジネスがあります。
ネズミ講です。
ネズミ講とマルチ商法

ネットでマルチ商法について調べていると、「ネズミ講」というワードを見かけたことはありませんか?
マルチ商法に仕組みがめちゃくちゃ似ているので間違われやすいのですが、まったくの別物で、こちらは違法です。
法律的な話をすると、
マルチ商法は「連鎖販売取引」とよばれ合法なのに対し、
ネズミ講は「無限連鎖講」とよばれ、無限連鎖防止法という法律で禁止されています。
何やら漢字がいっぱいですが、どちらにも「連鎖」という言葉が入っていますよね。
マルチ商法とネズミ講が間違われやすい理由は、
どちらも人を勧誘して、ピラミッド型に連鎖していくところが同じだからです。
では、どこが違うのでしょうか。
ネズミ講はなぜ違法?
- 販売する商品が存在しない、または支払う価格に見合わない粗悪な商品を取り扱っている。
→高額な入会金を支払わせるだけというパターンが多い。
- 紹介してポイントが得られる範囲に制限がなく、無限に勧誘をして、無限に会員を増やすことができるという「嘘」の仕組み。←数学的にありえない!
→ピラミッドは無限には続かない。27ヶ月目で日本の人口を超えてしまう計算となり、必ず破綻する仕組みだから違法。
参考 ねずみ講は非合法で、マルチ商法は合法な理由PRESIDENT online- 商品が存在せず、新規の人はお金を支払うだけのため、下の人がどんなに頑張ろうと絶対に上の人を追い抜いて稼ぐことができない。
→マルチ商法は商品が流通し続ける限り新規の人にもチャンスがあるので合法。
マルチ商法はちゃんと売りたい商品のあるれっきとしたビジネスの方法なのに対し、ネズミ講は新しくはじめる人にお金を払わせて上の人だけが儲かる、悪質な詐欺だということです。
ただし、マルチ商法も勧誘の方法によっては違法になる場合あり!!!

ここまでマルチ商法は合法だということを説明してきましたが、そもそもなぜ「マルチ商法は違法だ」と浸透してしまっているのでしょうか。
それは、勧誘の仕方が違法になりがちだからです。
わたしもそうでしたが、多くの人は、法律やビジネスのことを何も知らずにうまい話に乗せられて、マルチ商法に手を出してしまいます。
そんなビジネス素人の会員たちが、知らず知らずのうちに違法なやり方で勧誘をしてしまうというトラブルが後を絶ちません。
実際にどんな行為が違法になるのかご紹介していきます。
法律では、マルチ商法を行う際は以下のことを守るよう記されています。↓
- 相手にリーダーや自分の氏名を教えること。
- 相手に勧誘したいという気持ちを正直に話すこと。(勧誘が目的だということを隠して誘い出し、会ったときに勧誘だとバラすようなやり方は違法。)
- 相手にかならず商品を渡すこと。(売る商品がない場合はネズミ講に当てはまり、違法。)
- 商品について嘘をついてはいけない。(商品の品質や性能などについて嘘をつくは違法。)
- お客さんになってくれた相手が解約をしたいと言っても断ってはいけない。(マルチ商法はクーリング・オフ制度が適用される。相手に契約をしてもらった後に解約のお願いをされてしまった場合でも、それを邪魔することは違法。)
- 広告には必要な情報をきちんと表示すること。(広告やパンフレットには必要な情報を正しく記載しなければならない。)
- 広告内容を盛らないこと。(あまりに事実と違う広告のことを誇大広告と言う。消費者トラブルを避けるためにも事実を盛ってはいけない。)
これらがひとつでも守れていないと法律違反になってしまうので、もしも今現在マルコの勧誘をがんばっているという方は十分に注意しながら行ってください。
【まとめ】マルコはマルチだけど、仕組みを知っていれば自分を守れる!

マルコがマルチ商法だということにとても嫌な気持ちになった方も多いと思います。
何を隠そう、わたしはマルチ商法が何かも知らずにマルコの社員になろうとしたほど世間知らずだったので、実際に勧誘をする立場になって苦しい思いをたくさんしました。
しかし、今回説明したことをきちんと頭で理解していれば、もしも勧誘されて嫌な目に遭いそうになっても、法律を盾に自分を守ることができます。
世の中のあらゆるトラブルというのは、知っていれば怖くないことが多いものです。
きちんと情報を身につけ、自分の身は自分で守れるようにしておきましょう。